時ノ寿の森とは
時ノ寿の森ビジョン
私たちは、未来の子どもたちへ豊かな森を引き継ぐ活動を通し、
森林と人を結び、「森と共生する循環型社会」の実現を目指します。
巨大台風、大規模な洪水被害など、百年に一度の大災害が毎年のように発生し、誰もが地球規模の気候変動、環境破壊が進んでいることを実感するようになりました。
森林保全は、災害に強く、安心安全な水と住環境を生み出す公益性の高い活動であり、森林をとおして自然とのつながりを実感することは人々の心を癒し、豊かな感性を育むことにつながると私たちは信じています。しかし、森林保全は森林だけで完結できることではなく、森林と社会がつながることではじめて機能します。社会全体で森林を保全し、森林を活用するしくみが重要なのです。
そのため活動の範囲は多岐にわたり、多くの皆さんの支援なくして成り立ちません。そして、こうした支援が安心安全な社会を築き、皆様の生活の豊かさにつながることを確信しています。森林や里山は多様な命を育み、明るく清らかで豊かな姿でなければなりません。未来を生きる子どもたちに豊かな森を残していく森林・里山の保全は、まさに「百年の計」と言えます。
事業内容
森林保全
森林の間伐、植樹、育樹などを通じて、災害を減衰し、きれいな湧き水と多様な樹種と生物が育つ環境づくりの促進。
資源循環
森林から生産される木材をはじめ、森の素材を活用した商品の開発及び販売と、森で過ごす空間の提供。
普及啓発
里山の環境資源を活用し、子どもから大人まで自然の中で遊んで学ぶ、「心」と「体」を育む時ノ寿學校の運営を主とした人づくり。
普及啓発シンポジウム開催実績
2008年『森づくり講演会』㈱毎日新聞社と共催
2012年『いのちを守る希望の森づくり国際シンポジウム』掛川市と共催
2014年『森づくりを未来につなげる全国サミット&シンポジウム in 掛川』掛川市と共催
2016年『都市と地方が支え合う社会をめざす講演会』主催
2019年『第23回森林と市民を結ぶ全国の集い2019 in 静岡・掛川』主催実行委員会事務局
かけがわ粟ヶ岳山麓農泊推進事業
国内屈指の茶生産地としても知られる、掛川市北東部に位置する「粟ヶ岳(あわがたけ)」。
その山麓地域において、里山の自然環境や人々の生活文化がいかに現代社会にとって大切であるかを国内外に発信し、茶畑の広がる美しい景観、そこに暮らす人々の叙情や文化が継承され、都市と里山が互いに支え合う新しい循環型社会を目指します。
▶︎詳しくはこちら ※「かけがわ粟ヶ岳山麓農泊推進事業(茶の里ヴィレッジ)」のサイトが開きます。