時ノ寿の森とは
時ノ寿の森ビジョン
私たちは、未来の子どもたちへ豊かな森を引き継ぐ活動を通し、
森林と人を結び、「森と共生する循環型社会」の実現を目指します。
巨大台風、大規模な洪水被害など、百年に一度の大災害が毎年のように発生し、誰もが地球規模の気候変動、環境破壊が進んでいることを実感するようになりました。また、目を疑う忌まわしい事件が後を絶たず、自然と隔絶した環境で生きる人々の心の荒廃を感じずにはいられません。
森林保全は、災害に強く、安心安全な水と住環境を生み出す公益性の高い活動であり、森林をとおして自然とのつながりを実感することは人々の心を癒し、豊かな感性を育むことに貢献します。しかし、森林保全は森林だけで完結できることではなく、森林と社会がつながることではじめて機能します。社会全体で森林を保全し、森林を活用するしくみが重要なのです。
そのため活動の範囲は多岐にわたり、多くの皆さんの支援なくして成り立ちません。そして、こうした支援が安心安全な社会を築き、皆様の生活の豊かさにつながることを確信しています。今後どのような時代が来ようとも、森林や里山は多様な命を育み、明るく清らかで豊かな姿でなければなりません。未来を生きる子どもたちに豊かな森を残していく森林・里山の保全は、まさに「百年の計」と言えます。
事業内容
森林保全
森林の間伐、植樹、下草刈りなどの施業を通じて、人と自然が調和できる森をつくり、森と人が出会う環境やしくみを整備する。
資源循環
森林から生産される木材をはじめ、見過ごしがちな森の素材を活用した商品の開発及び販売、森で過ごす時間と空間の提供。
普及啓発
里山の環境資源を活用し、自然とともに生きるための「心」と「体」を育み、生きる術を身につける時ノ寿学校、時ノ寿の森ようちえんの運営を主とした人づくり。